2012年11月

【ミニイベント】ニューマジンシア・パブリックガーデニングチャレンジ【白】 11/30/2012

2012年も後少しとなった11月末、ナチュラリスト見習いのロードとガーデニングが大好きなピンクのエティン左右の呼びかけにより来る冬のホリデーシーズンに向けて、ニューマジンシアのパブリックガーデンを白い花で埋め尽くそうというチャレンジが行われました。
目標の花株数はトランメル150株、フェルッカ50株でした。
このチャレンジのためにベテランガーデナーやガーデニング初心者らたくさんのボランティアがトランメルのライキュームに集まってくれました。

ローズと左右がライキュームに着くと、すでにそこはお花好きな人たちでいっぱいでした。
ベテランガーデナーの中にはガーデニング用にと各種ポーションや水入りピッチャー、お手製のガーデニング用手袋を配っている人、貴重なレア色の種を得るためのクエスト用にと緑の棘やクエスト場所のルーンを納めたルーンブック、種の種類を鑑定するポピーの花の花粉などを配っている人もいました。
初心者の参加者にはベテランガーデナーが丁寧にアイテムの説明をしていたり、ブリタニア中のお花好きが皆このイベントを盛り上げようと協力してくれていたのでした。

まずはじめに白い花の種を集めることになりました。あらかじめ白い種をたくさん用意してきてくれた人も沢山いましたが、左右を含む初心者の人たちのためにローズやベテランガーデナーたちが、白い色の種の取り方をレクチャーしてくれることになりました。白い色の種を取るためにはガーデニングで育てた草木を交配して突然変異で白い種が出来るのを狙う方法とブリタニア各地の図書館に勤務しているナチュラリストから受ける事のできるクエスト「巨大蟻の謎」という名前のクエストを行う方法があります。今回は後者のナチュラリストのクエストをやって白い種を集めることになりました。

巨大蟻の謎を解くこのクエストはソレン族という巨大な蟻の巣穴に出向き、彼らの巣穴にあるという4つの卵室の調査をするものです。ソレン族と友好関係にあればそれほど大変なクエストではないのですが、移動魔法を使えない左右や参加者のためにはあらかじめソレン族の巣穴にある4つの入口へとローズがゲートを用意してくれました。卵室からライキュームへと戻ってくる時はローズが気合でゲートを出してくれました。これで初心者でも安心です。さて、クエストの説明も終わり準備も整ったのでいよいよゲートに突入です……!ローズの合図で皆いっせいにゲートへと飛び込んでいきました。張り切りすぎてライキュームでナチュラリストからクエストを受けるのを忘れてしまうというハプニングがありましたがすぐにベテランガーデナーが気づき、無事全員クエストを受ける事ができました。

ゲートをくぐると地面には巨大蟻の巣穴への入口がありました。入ってみると中は迷路のようになっていました。左右と初心者はローズを先頭に、クエストに慣れているベテランガーデナーは各自自由に、巣穴の中を走りまわりました。巨大蟻の卵室にたどり着くと大きな繭がいくつもあり、そのひとつひとつがもぞもぞと動いていました。参加者は卵室でじっとその様子を観察し、羊皮紙に記録を書き記しました。一つの卵室の調査が終わるとゲートでライキュームへと戻り、次のゲートへと入りまた同じように次の卵室で調査をしました。それを4つの卵室で行いました。

さて、このクエストで白・黒・レアファイヤ色の種を得るためにはナチュラリストから頼まれた4つの卵室以外にももう1つ、別の所にある5つ目の卵室でも調査を行わなければなりません。この5つ目の卵室は少し変わっていて、巣穴の中からは直接進入できないようになっていました。ここへ行くためにはガーデニング資源の一つである緑の棘を使わなければいけませんでした。緑の棘は地面に植えるとその地面の状態によってさまざまな現象を起こす不思議な棘でした。緑の棘を砂地に植えると、不思議な黒い穴が開きます。その穴に飛び込むと5つめの卵室へ移動するという仕組みでした。ローズと左右と参加者は、蟻の巣穴の中にあるアリジゴクの巣に棘を植え、次々と5つめの卵室へと移動していきました。

すべての卵室の調査を終えると、ライキュームのナチュラリストの所へ戻ってクエストの報告をしました。報告を完了すると報酬として白・黒・レアファイヤ色の種のうちどれか一つを貰うことができました。ローズと左右は一度目のクエストで白い種を手に入れることが出来ました。残念ながら白い種が入手できなかった参加者もいましたが、白い種を複数持っている人から譲り受けたり、クエストを繰り返すことによって種の在庫を増やすことが出来ました。全員が白い種を手に入れる間、左右はポピーの花粉を使って自分の種が何の花の種なのか鑑定してみることにしました。左右の種はスパイダーツリーの種でした。
「すぱいだーつりーってでたわ どんなのかしら……」左右が首をかしげているとベテランガーデナーの一人が「丸くてかわいらしい木」だと教えてくれました。ローズの種は白い亜麻でした。これからニューマジンシアに植えるのがとても楽しみです!

参加者のほとんどが白い種を入手することが出来たので、全員でニューマジンシアのパブリックガーデンへと移動しました。街の北西にある花壇を中心に、ベテランガーデナーたちが植えた色とりどりの花が咲いていました。これからそこに白い花がプラスされて行くのを想像してローズや左右、参加者は皆わくわくしていました。あらかじめ計画的に花壇を作っていたガーデナーに許可を取り、白い花の種をどんどん植えていきました。ニューマジンシアには花壇の他にも花を植えて育てられる場所がたくさんありました。ローズはトランメルの花壇の中に、左右はフェルッカの花壇の中にそれぞれ種を植えました。これから4日置きに種を植えて目標の花株数になるまで世話をします。

種を植え終えた後、ローズと左右は参加者してくれた皆と色々な話をしました。
クエストのこと、今後の世話のこと、花壇のデザインや次回の種まきのことなど話題は尽きる事がありませんでした。気が早いことに、冬の白の次には春にレアピンクの花を育てようという話まで出ていました。これから約2週間~1ヶ月の間、一緒に白い花を育てる者同士が楽しく活動できるようにと皆でいろいろな意見を出し合っていました。
参加者からの質問もいくつかありました。

Q.白以外の色の花も植えて良いのか?
A.もちろんOKです。でも今回のチャレンジでカウントされるのは白い花のみです。

Q.ポーションを寄付するから、それをローズか左右ちゃんの家で配ってくれないか?
A.無料配布は難しいです。アルケミストの皆さんのためにもベンダーやブローカーの利用をおすすめします。

Q.ニューマジンシアのどこに花を植えたらいいの?
A.ニューマジンシアの島の中ならばどこでも構いません。ローズと左右が島内をすみずみまでチェックして白い花の数をカウントします。

Q.同じキャラでトランメルとフェルッカ両方に植えることはできるの?
A.はい大丈夫です。ですが各ファセットに種を植えるごとに地球時間で4日間の待ち時間が必要です。

Q.別キャラで植えてもいいの?
A.はい。お友達やご兄弟にも是非!ちなみに4日ごとの植え付け制限は各キャラクターごとに適用です。

Q.ニューマジンシアにはずっと花を植えておけるの?
A.はい。花が枯れない限り可能です。しかしそのためには毎日世話をする必要があります。

Q.チャレンジクリアするとなにかあるの?
A.目標花株数のトランメル150株、フェルッカ50株に到達した時点で、記念樹の植樹を考えています!どんな木かはお楽しみに!

耕した土の匂いのする空間で、いつまでも尽きる事のないガーデニング談義に花が咲いていました。
「私たちはこのイベントを通して桜シャードのガーデニングコミュニティが育つと良いと思っているの。ニューマジンシアのパブリックガーデンが常に美しく彩られて皆さんの憩いの場となるように願っているわ」ローズは言いました。
「そのためには皆さんの協力が必要ね!」左右が答えました。
今後のパブリックガーデンの様子は随時タウンクライヤーが報告してくれるそうです。
これから約2週間~1ヶ月の間、ニューマジンシアの変化が楽しみで仕方がない皆なのでした。

つづく

とり返せ! 11/17/2012

ナチュラリスト見習いのローズはトランメル・ライキュームに勤めながら日々新種の植物の改良に励んでいました。
ピンクのエティンの左右は彼女のガーデニング仲間です。ニューマジンシアの西の端っこで小さな花壇を育てています。
三人はとても仲良しです。

ある日、ライキュームにて事件が起こりました。
ローズが改良した珍しい色の新種のサボテンが怪盗レディ・ウィンターウィンドの手によって盗まれてしまったのです!
この怪盗は珍しい植物専門に盗みを働く神出鬼没の泥棒で、つい先日ライキュームにも彼女を警戒するようにとの知らせが入ったばかりでした。
当直の警備員が偶然犯行中の彼女を見つけ後を追いかけましたが、赤いゲートの先で逃げられてしまったのです。
翌日、そのサボテンを見ようとライキュームを訪ねてきた左右と桜民は狼狽するローズの代わりにサボテンを取り返そうと危険な赤いゲートをくぐったのでした。

ゲートの先はフェルッカ、ロストランドのハルドゥーンダンジョン。ここは発見された当時調査に訪れた人々が次々と消息を絶ってしまったという謎めいた古代のダンジョンです。どうやらレディはこのダンジョンを根城にしているようでした。
とても怖いハルドゥーンに勇気を出して一行は飛び込みました。

入ってすぐの場所で雷とともに人影が姿をあらわしました。
「誰なの? 何者?」
驚いた左右が思わずたずねるとその人影は不適な笑みを浮かべながら返答してきました。
「何者ですって?いいわ……!教えてア・ゲ・ル♪ わたくしの名はレディ・ウィンターウィンド!植物をこよなく愛する美貌の女怪盗よ!」
「この世の植物はすべてこの美しいわたくしを引き立てるために存在するの!だから全部わたくしがいただくわっ!」
突然現われた謎の女性はローズのサボテンを盗んだ犯人でした。隠れもせずにわざわざ姿をあらわすなど、凄い余裕です。
「あやしい」「(・ω・)」
桜民が彼女を見つめているとレディはさらに続けました。
「醜いものに用は無いっ! 早くこの場から立ち去るがいいわ!」
醜いものと言われたのに気が付かず左右はきょろきょろと辺りを見回していました。
レディは左右を指差すと「そこのエティン、お前のことよ」と言いました。
怒った左右はレディにローズのサボテンを返すようにと迫りましたが、レディは取り合ってくれませんでした。
「今さら泥棒相手に何を言っているのかしら?どうやらこのわたくしの美学がわからないようね?サボテンはこのダンジョンに隠したわ!欲しければ取り返してみなさい!できるものならね!」
そう言い残すとレディは笑いながらダンジョンの暗闇へと姿を消してしまいました。

ダンジョンの中には様々なモンスターが徘徊していました。中には古い調査団の団員の成れの果てもいました。
それらの他にもどこからかこの捕り物の情報を聞きつけてやってきた赤ネームのプレイヤーも複数いました。
左右と桜民はそれらと戦いつつ、レディとサボテンを探しながら深いダンジョンの奥へと進んで行きました。
死んでしまうとダンジョン内での蘇生はできませんでしたが、なぜか時折赤いゲートが現われ、幽霊を安全な街のヒーラーへと導いてくれたのでした。

途中通路に設置された壁を壊したり、隠された仕掛けを動かしたりしながらダンジョンをぐるりと一周すると東の端の血の池付近に赤く光るゲートがありました。
入ってみるとそこはロストランドの雪原地帯でした。
はぐれた人を待ちつつ、そこに皆で集まっているとレディ・ウィンターウィンドが岩の上に姿をあらわしました。
「おほほほほほほ……!」
再び姿をあらわしたレディに向かって左右は叫びました。
「見つけたわよ! 観念しなさい!」
岩の上のレディは観念するどころか、余裕の笑みで返事を返してきました。
「あら、思ったよりしぶといわね。サボテンも奪われたみたいね。ふん、まあいいわ。でも、あなたたちに捕まるつもりは無くってよ?」
なぜかはわかりませんが、レディはあまり悔しそうではありませんでした。
「縁があればまた会いましょう!後はわたしのかわいい子分がお相手す・る・わ♪ さようなら、ごきげんよう!ま・た・ね♪」
そう言うとレディは岩の上に青いウィンドエレメンタルに似た子分を召還しました。そして風のように消え去ってしまいました。

「いやーん! こわぁ~い!」
怖がる左右をよそにレディの子分は桜民によってすぐ討伐されてしまいました。
戦闘が終わり、左右が雪原を見回っているとまたしても不思議な赤いゲートが海の近くに光っていました。
「とりあえず入ってみるわ」

ゲートをくぐるとそこはフェルッカのブリテインムーンゲートでした。
ロストランドからの帰還用に誰かが用意してくれたのでしょうか?桜民はトランメルのライキュームへ帰還すべく、ゲートに次々と飛び込んでいきました。

ライキュームへ戻ると、ローズが心配しながら左右と桜民を出迎えてくれした。

「左右ちゃん、皆さん!帰ってこれたのね、良かった…!どうかしら、サボテンは見つかったのかしら?」
「ただいまローズ! サボテンってこれよね?」
「! !!!!! こ、これは……ああなんてこと!」
左右と数人の桜民が持ち帰ったサボテンを見たローズは酷くショックを受けているようでした。
「どうしたの? Σ(・ε・;) 」

ローズが言うには、せっかく取り返してもらったサボテンですが、残念ながら株がすっかり凍ってしまっていてもう増やす事はできないとのことでした。
がっくりとするローズ、そして左右もまたがっかり、しょんぼりしてしまいました。
そしてローズからレディ・ウィンターウィンドの秘密が語られたのでした。
「レディ・ウィンターウィンドは怪盗だけれど本当は花を愛してやまない女性でもあるのよ」
「だけど……悲しいことに彼女が触れたものは全部凍ってしまうの。切ないわね」

ローズは頑張ってくれた左右と桜民にお礼を言うと、気を取り直して続けました。
「くよくよしてても仕方ないわね。 また頑張って新種を改良してみるわ」
「そうねローズ あたしたちもくよくよしないわ!落ち込んでる暇はないわね! 毎日お花の世話をしなきゃいけないもの!」
「またお花畑で会いましょう!ライキュームにもときどき遊びに来てくださいね」
「私たちも帰るわ  お花にお水あげなくっちゃ。 またね またね」

辛くても悲しくても、生き物の世話は待った無し。
三人はこれからもガーデニングを頑張って行くことでしょう!

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